認知とコミュニケーションのコスト
●良い文書とは
読み手に負荷をかけずに
読んだ誰もが同じ理解をできるもの
らしい
認知が歪まないやつ
●余計な事が書いてない
書いてあると読み手にコストがかかる
意図を深読みされる場合もある
ノイズが無いのが望ましい
参考は別出しにする
●必要な事が書いてある
ロジックに抜けがない
疑う必要がない
根拠がある
エビデンスが重要
なんちゃら省の資料、論文、サーベイ、事例
突き詰めれば怪しいけど、うまく使う
自分で試すのが、低コストな場合もある
●余計な事・必要な事を見極めるには
文書を書く目的を、見極めないといけない
読んだ人がどうなって欲しいのか、イメージ出来ないと投げっぱなしになる
読み手のリソースを使うことになる
必ずしもそれは悪いことでは無いが、認識はしといたほうがいい
依頼と相談の境目がわかってないと、
また読み手の認知コストがあがる
報告か、相談か、依頼か、境目が明確だと
認知コストを減らせる
●良い文書を書くのが目的化すると良くない
目的を果たすほうが大事
世の中の変化が激しいので、不確実な事は多い
不確定な事を効率よく減らすのが重要
読み手のコストを気にしすぎると、文章を書く目的を満たさなくなるかも
まとまらないときは、ごめんと言って読んで・聞いて貰えば良い
それができる関係性造りも大事
●目的に向かうツールとして
文書を書くと自身の認知の助けになったりする
思う、かも、おそらく、たぶん、大体、、
リスクとして受容できるならする
出来ないなら確認する
感覚的には、試すのが早い事が多い
●依頼は特に注意したい
相手に意思決定を依頼するということは
責任を相手に渡すことになる
会社においては
主に上司向けのコミュニケーションだが
個人的には、なるべくやらないほうが良いと思う
(許可を求めるな謝罪せよ)
プロの仕事を責任を持って成果を出すもの、とすると
責任は過度に渡さないほうが良い
自身の無価値を証明しに行ってる
詳細な値まで見てもらっているなら、
徐々に判断基準を見てもらうように寄せていく
責任を果たせるか心配な場合は、相談をすると良い
事実、見解、願望を分けて、それぞれ持っていく
適切な権限委譲は、最高に認知コストを落とせる
だってやらなくていいんだもん
プロなら双方渡せる・受けられるように努力する
権限委譲のレベルはグラデーション
関係性や活動の質にもよる
デリゲーションポーカー楽しそう
そんなにすぐにできることではない
後からズレてくることもある
1 on 1の必要性はこの辺か
●情報の公開範囲
伝達の手段によって、暗黙的に決まる部分がある
伝達手段を適切に選べない人もいる
公開範囲、アクセス権を適切に設定するのは難しい
SNS慣れしてる、特に失敗例を見ている人はリテラシー高い気がする
怖いものとして触らないでいる人はヤバイイメージがある
メール利用者は多いか、公開範囲はどこか
宛先に入っている人は分かりやすい
転送は良いのか
受け手の判断となる
実はコストがかかる
●情報格差
格差があると、コミュニケーションコストが高くなる
差を埋めないといけない
認知できる範囲に限界はあるので、知っている量を増やすのは限界がある
情報を、必要な時に、必要なだけ、低いコストで入手したい
情報を入手するコストは下げておきたい
利害関係が一致する範囲では、なるべくオープンにしておいたほうが良い
●利害関係と情報公開の範囲
アメリカと中国の間で、情報がフルオープンにはならないだろう
競合の会社も難しさがある
でも、同じ会社の中で、クローズにするのは何故なのか
利害関係が一致しないのか
セキュリティ規定が、過度に残念な人向けなのか
●利害を揃える
インセンティブを揃えないといけない
受発注の関係は厳しい
視座をあげないと揃わない
極端すぎるが、宇宙人攻めてきたら、
地球団結できるかも知らん
日本ヤバいんだから頑張ろう